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死闘

タカハシです。

ETV特集・選
「ピアニストの贈り物~辻井伸行・コンクール20日間の記録~」


今朝のNHKで↑見た?再放送かな?

辻井伸行さんが去年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝
したニュースは記憶に新しい。それの密着ドキュメント。。。

いや~、凄かった。。唖然としながら引き込まれた。最後では名前が呼ばれる
のが分かってながら、涙なしでは見れなかった。

コンクールが始まると、1週間で1回3時間のリサイタルを3回行うような
スケジュール。世界中の若き天才達が集まって、その名の通り過酷な死闘を
繰り広げる。セミファイナリストに、アジア勢が4人もいるのには驚いたね~。

視覚障害というハンディを抱えながらも周りは全く関係ない様子。
審査員も平等に聞いている。まあ、普通の人には分からないレベルの闘いだけに
ハンディとか、あまり関係ないのかな。音との会話だしね。

課題曲の中には、世界でもトップレベルのカルテットや、オーケストラと共演する
曲も出てくる。少ないリハーサルの時間で、共演者は曲頭やソロ後のタイミングを
彼と確認することに時間を割こうとする。
彼は全盲なのでコンサートマスターや、指揮者とのアイコンタクトがとれないのだ。
また英語が話せないから通訳を介す必要があって、会話もままならない。

しかし、彼は指揮者とかのブレス(息づかい)を聞いてタイミングをあわせる。
結果的に健常者よりも演奏中のコミュニケーションがとりやすいことに皆驚愕する。

字幕では「ノブユキの聴覚はレベルが高くて~」とかって訳されてたけど、しゃべって
る人は「High,High level~」と話してたから、かなりの人間離れしたレベルだと窺い
知れる。

阿吽の呼吸どころではない。常人では全く理解できない領域での、世界に名だたる
演奏家である天才と天才の会話だ。なんていうのかね、こういうの。

初めて彼の音楽に触れたけど、自分の境遇と重なるベートーベンを弾いてるときの
鬼気迫る迫力と、弾いてるのが楽しくてしょうがない様子が印象的でした。

いいのもらった。俺も明日から頑張ろっと。





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by kazuyabrush | 2010-01-11 22:07 | etc...